鉄骨工事は、建築物の骨組みを鋼鉄製の部材で作る工事のことを言います。

設計図を基に、建築物の骨組みとなるように部材は、あらかじめ工場で適切なサイズで製作されます。建築物の骨組みとなる完成した部材を建築物を建設する現場へ運搬し、ボルトなどを使用して鉄骨を組み立てていくことになります。

この鉄骨の組み立て工事では、ボルトで接合する以外にも、溶接で接合する部分などもあり、適材適所に必要な接合を行い、鉄骨で強固な骨組みを作っていきます。

鉄骨工事で使用する部材は、とても重かったり、長い場合があるため、基本的にはクレーンを使用して組立られることとなります。特にビルやマンションなど高層の建築物には、鉄骨工事によって骨組みが作成されるので、人の力ではなくクレーンを使用して安全で効率的な工事を行っています。

鉄鋼工事の方法には、立て逃げ方式や水平積み上げ方式、タワークレーン方式、マストクライミング方式、フロアクライミング方式など様々な方式の中から、建築物に一番適した方式で行われていくこととなっています。

建て逃げ方式は、敷地の奥から組み立てていくもので、移動式クレーンを使用して工事を行います。高層階のビルの鉄筋工事では、水平積み上げ方式という鉄骨の節ごとに積み上げていくこととなるため、タワークレーンを使用して工事が行われます。

 

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